日本の風景(114) 防府天満宮
防府市松崎町14-1
学問の神様、菅原道真公を祀った神社。九州で道真公が亡くなった翌年、日本で最初の天満宮として創建されました。京都の北野天満宮、福岡の大宰府天満宮とともに日本三天神の一つに数えられています。8月3日~5日の3日間は、夜になると万灯会が行われ、幻想的なロウソクの灯りに彩られます。
故 右 大 臣 往 学 盈 帰
播 風 弘 道 遂 登 端 揆
式 翼 皇 猷
『続日本紀』延暦三年三月二十五日の条より
(大意:吉備真備は、唐に留学して勉学に務め、頭の中にいっぱい学問を詰めて帰ってきた。そして生活のあり方を教え、道徳を広め、遂には右大臣に昇進して天子の政治を助けた)
高見 茂 著 『吉備真備~天平の光と影~』より
上記の言葉は、桓武天皇が吉備真備の子の和泉の罪を問う勅の中で、真備について評した言葉である。故右大臣とは吉備真備のことである。吉備真備(きびのまきび)は、持統天皇九年(698年)に備中国下道郡、今の岡山県真備町箭田の地方豪族、下道圀勝の子として生まれた。「続日本紀」の宝亀六年の条で、真備の業績を記している。「十月二日、前右大臣・正二位・勲二等の吉備朝臣真備が薨じた。真備は右衛士少尉の下道朝臣圀勝の子である。霊亀二年、二十二歳の時、遣唐使に従って入唐し、留学生として学業を受けた。経書(儒教の古典)と史書(歴史書)を研究し、また多くの学芸に広く及んだ。わが本朝の学生で、唐国で名をあげた者は、吉備大臣と朝衡(ちょうこう・阿倍仲麻呂)の二人だけである。以下略」。帰朝後、2度にわたる遣唐使を経て、累進を重ね右大臣という顕官に登りつめた。鑑真和上を本朝に招くなど、政治・文化などの分野に残す足跡は大きい。囲碁を日本に紹介し、カタカナを編み出すことに貢献があったとも伝えられている。宝亀六年(775年)薨去、享年八十一歳
高見 茂:昭和6年岡山県真備町生まれ。明治大学卒業。NHK 報道局に入り、報道番組の制作を担当。著書『藤原鎌足』『輝ける古代山陰』『備後の古代史話』など
播 風 弘 道 遂 登 端 揆
式 翼 皇 猷
『続日本紀』延暦三年三月二十五日の条より
(大意:吉備真備は、唐に留学して勉学に務め、頭の中にいっぱい学問を詰めて帰ってきた。そして生活のあり方を教え、道徳を広め、遂には右大臣に昇進して天子の政治を助けた)
高見 茂 著 『吉備真備~天平の光と影~』より
上記の言葉は、桓武天皇が吉備真備の子の和泉の罪を問う勅の中で、真備について評した言葉である。故右大臣とは吉備真備のことである。吉備真備(きびのまきび)は、持統天皇九年(698年)に備中国下道郡、今の岡山県真備町箭田の地方豪族、下道圀勝の子として生まれた。「続日本紀」の宝亀六年の条で、真備の業績を記している。「十月二日、前右大臣・正二位・勲二等の吉備朝臣真備が薨じた。真備は右衛士少尉の下道朝臣圀勝の子である。霊亀二年、二十二歳の時、遣唐使に従って入唐し、留学生として学業を受けた。経書(儒教の古典)と史書(歴史書)を研究し、また多くの学芸に広く及んだ。わが本朝の学生で、唐国で名をあげた者は、吉備大臣と朝衡(ちょうこう・阿倍仲麻呂)の二人だけである。以下略」。帰朝後、2度にわたる遣唐使を経て、累進を重ね右大臣という顕官に登りつめた。鑑真和上を本朝に招くなど、政治・文化などの分野に残す足跡は大きい。囲碁を日本に紹介し、カタカナを編み出すことに貢献があったとも伝えられている。宝亀六年(775年)薨去、享年八十一歳
高見 茂:昭和6年岡山県真備町生まれ。明治大学卒業。NHK 報道局に入り、報道番組の制作を担当。著書『藤原鎌足』『輝ける古代山陰』『備後の古代史話』など
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